親の持っていたコレクションを預かり、 本当の価値がわかるコレクターの方へ お繋ぎ出来ればと思い、出品致します。 欠けや剥げなどなく、大変綺麗な状態です。 （カップ直径約10cm、ソーサー直径約15.3cm） 京焼・清水焼の絵付師として京都で著名な 「高野昭阿弥（たかのしょうあみ）」さんの 大変大変珍しいお品だそうです。 昭阿弥先生は茶道具の作り手として有名な方で、 このカップ＆ソーサーの形状は滅多に作られていないようで 現在、ネットの世界で検索しても全く見当たらないほどにレアです。 ネットで行き当たった高野昭阿弥先生のインタビュー記事では 「凝ったものを作っているので、安くはないけれど 値段をあげすぎないようにしています。」 （と言っても、黄交趾のお湯呑2個で3万円を軽く超えています。 もっと高い価格でもいいほどの凝りようってことでしょうか…） 「卸し先ごとに全て違う食器を卸しています。 対話や試作を繰り返しながら、仕上げています」 とのことで、どこかのお店のご主人のリクエストで生まれた 奇跡のお品かもしれませんね。 入手は2016年頃、和歌山での旅行中に ふらりと出会った骨董店にて、とのこと。 京都から和歌山の裕福なお宅にお迎えされたのでしょうか。 それともそのお宅のご主人の熱烈的希望で作らせた？？ 勝手に夢（妄想）が広がります…。 一度、実家でこのセットを使って紅茶を飲んだことがあるのですが 大変薄く繊細な口当たりで、 「上質とは！！こういうことを言うのね！！」と思い知らされるほどの 圧倒的オーラを感じたことを思い出します。 実家ではもっぱら観賞用として ガラスケースの中に飾っていたようです。 置いてあるだけでつい目が行ってしまうほど、 その場の空気を変えてしまうような美しい器のセットです。 本当にお好きな方の所へお嫁入りが出来ますように…。 お箱はありませんので、梱包材でふわっふわに包み、 匿名配送のらくらくメルカリ便にて、 ヤマト便の750円サイズの箱で、 紛失予防の観点からも 宅急便の方に引き取りに来て頂いて発送しますね。 どうぞよろしくお願い申し上げます。